top of page

答えを出さなくていい時間が、人生を前に進める

  • 執筆者の写真: Miwa Inagaki
    Miwa Inagaki
  • 2025年12月24日
  • 読了時間: 3分

朝起きて、身支度をして、出勤する。

仕事に集中して、気づけば残業。

家に帰るころには、もう何も考えられないほど疲れている。


土日は、友達との予定で埋まっている。

楽しんでいるはずなのに、ふとした瞬間、胸の奥に小さな空白が残る。


「ちゃんと生きているはずなのに」

「頑張っているのに」


それでもどこか、自分の人生を生きている感覚がしない——

そんな思いを抱えたことはありませんか。


周りを見れば、軽やかに成果を出している人、

楽しそうに人生を進めているように見える人がいる。


比べるつもりはなかったのに、

いつの間にか自分に厳しい視線を向けてしまう。


「私って、まだ足りない」

「もっとできるはずなのに」


同時に、

誰かの未熟さや甘さが目についてしまう自分にも気づいて、

そんな自分が、少し嫌になる。


もし今、そんな状態にあるのなら、

まず伝えたいことがあります。


あなたは、もう十分に頑張っています。


これは、慰めでも、気休めでもありません。

本当に、そのままの意味です。


毎日を生きていること。

迷いながらも、投げ出さずに続けていること。


それ自体が、本来とても尊く、奇跡のような営みです。


私たちはあまりにも

「できているか」「正しいか」「成果があるか」という基準で

自分の存在を測りすぎてしまいます。


でも、ただ存在していることそのものが、

どれほど美しく、神秘的で、神聖なのか

立ち止まらない限り、気づくことができません。


「そんなの、きれいごとでしょう」

そう思うかもしれません。


けれどこれは、

ただ自分に言い聞かせるための言葉ではありません。


人が世界をどう認識し、

どう自分を捉え、

どんな思考構造で生きているのか。


その仕組みを丁寧にひもといていく認識技術の論理体系を理解すると、

この言葉が感情論ではないことが、はっきりとわかってきます。


人生が行き詰まったと感じるとき、

多くの場合、私たちは「もっと考えよう」「早く答えを出そう」とします。


でも実は、前に進むために必要なのは

新しい答えではなく、いったん止まることなのです。


立ち止まることは、逃げではありません。

サボりでも、後退でもありません。


視野を広げ、自分を正確に見るための、

とても知的で、勇気のいる選択です。


答えを出さなくていい時間。

評価されなくていい時間。

何者にもならなくていい時間。


その静かな余白の中で、あなたの中の思考は、少しずつほどけていきます。

そして気づくはずです。


立ち止まって見えてきたその違和感は、 実は「考え方」を整えるサインかもしれません。

ここから、ゆっくり進めばいいのです。



コメント


©2021 by Simple Style.net

bottom of page