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  • 執筆者の写真Miwa Inagaki

「絶望」感じてますか?〜6/21絶望シミュレーションワークショップレポート

更新日:2022年9月2日




令和哲学者NohJesu氏の最新ワークショップ「絶望シミュレーションワークショップ」に参加してきました。2021年6月21日記念すべき第1回です。本記事はその感想レポートです。内容はネタバレになるので触れませんが、私自身の感想を中心にお届けします。



「絶望」感じてますか??


皆さんは「絶望」という言葉からどのようなイメージを連想しますか?


私は「感じてはいけないもの、考えてはいけないもの」だと思っていました。

なぜならば、絶望=希望が何もない状態のため、絶望まで行ってしまったら死ぬしかないと思っていたためです。だから絶望について語ってもいけないし、人に投げかけてもいけない。自分が投げかけた言葉で相手が傷ついたりしてはいけないから。


そう思ううちに「絶望」というものから目をそむけて、なるべく「希望」を見る見方を強化してきました。


ポジティブなだけの人の限界


でも実際、現実は絶望だらけなんですよね。戦争も終わらない飢餓も終わらない疫病も終わらない、それどころか歴史が進めば進むほど人類の問題はどんどん出てくる。環境問題、貧富の格差の問題、少子高齢化。


社会問題レベルだけではなく、家族友人恋人同僚など人間関係の悩みも毎日沸き起こるし、人間病気になればそれでも思い悩む。


それでも人は「希望」を見ようとする。なぜならば問題の解決方法がわからないから。そして、そんな状況でも前に進みたいと思うから。いつしか「絶望」を感じなくなり、茹でガエル状態になっていく。


現実の問題から目を背けて希望だけを語る人とは、私がまさしくそうでした。みんなで明るい未来を一緒につくろうよと本気で思っていました。


でもその状況での限界があるんです。それは、他の人の悩みにまったく共感できないこと。ポジティブの正しさを相手に押し付けてしまうこと。結果的にチームワークに問題が起きること。この問題をどう解決すればいいかわからず、孤独感を蓄積していたのが過去の私でした。



正しい絶望をイメージできた人だけが真理そのものになれる。



そんな私が今回の絶望シミュレーションワークショップに行ってみたところ、、とにかく本当に驚きました。普通に人間がイメージする「絶望」だけではなく、もっともっと広くて深い「正しい絶望」に出会ったからです。


ワークショップなので、ドキドキハラハラ楽しい要素もたくさんあり、集まったメンバーの一期一会で繰り出される感動ドラマもありました。特に、NohJesu氏と参加者の交流によってどんどん正しい絶望と出会っていくプロセスには本当に唸りました。


これまでだれもがイメージしてきた「絶望」以上の「正しい絶望」に出会えるのが本ワークショップです。次回は7月4日開催です。ぜひ皆さんご参加ください。おすすめです。



【7月4日開催】絶望シミュレーションワークショップ





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