「いのち輝く尊厳が生み出す平和」─大阪・関西万博2025でのステージイベント開催のご報告
- Miwa Inagaki
- 4月26日
- 読了時間: 3分
2025年4月18日、大阪・関西万博の公式イベントとして、長年関わってきたNPO法人ピースビジネスライフスクール(PBLS)主催のステージイベント「いのち輝く尊厳が生み出す平和」を無事に開催することができました。
結果として、延べ500名以上の方々が来場され、立ち見が出るほどの大盛況。ひとつの夢が形になったような、感無量の1日でした。

◆イベントテーマ「いのち輝く尊厳が生み出す平和」
◆開催概要日時:2025年4月18日(金)13:15~18:00(13:00開場)場所:フェスティバル・ステーション(屋内イベントスペース)
◆プログラム
第1部:「いのち輝く瞬間」出演:長岡美妃さん(洞爺協会病院 医師)
第2部:「尊厳の灯」出演:荒牧明楽さん(OVER THE RAINBOW代表/nOU学長)、关宜姗さん(NextRenaissance 地球市民会議 中国代表)
第3部:「平和の実現」出演:Noh Jesuさん(nTech認識技術開発者/21世紀悟り人)
第4部:「未来への歓喜と予祝」出演:全国の若者代表3名、田中裕子さん(心感覚アーティスト)、パーカッション&ダンスメンバー
主催:NPO法人ピースビジネスライフスクール(PBLS)
詳細:イベントページはこちら

個人的にとても感慨深かったのは、20年前、愛・地球博を一参加者として歩いていた自分が、今回はこうしてステージの発信者として、未来へのメッセージを届ける立場になっていたということ。
あの頃の私は、「平和」や「未来社会」という言葉をどこか他人事として捉えていたかもしれません。けれど、時代は大きく変わりました。AI、戦争、パンデミック、環境危機…。人間とは?社会とは?幸せとは?と、問い直される局面が加速している今だからこそ、「人間の尊厳」をテーマに発信できたことに、深い意味を感じています。
今回のステージでは、「科学技術の次に来る未来技術は“認識技術nTech”である」という新たな価値観を提起しました。そしてこのnTechを通して、“愛そのもの・平和そのものの人間”として生きるための教育体系が、すでに完成していることも紹介しました。
これは単なるアイデアではなく、「どうすれば人間は本当の意味で尊厳そのものになれるのか?」という根源的な問いに対する、希望の回答です。
私自身、この活動に関わる中で、自分の中の「他人軸」や「限界意識」が静かに、でも確かに変化しているのを感じています。理想だけでなく、実践として「平和な自分」を育てられること。それが、何よりの力です。
会場には、若者から年配の方まで、日本に限らず海外の方も含めて多種多様な方たちが集まってくださいました。舞台に立つ出演者の言葉も、表情も、音も、すべてが「人間のいのちは尊い。」と感じさせてくれるものでした。
そして、万博ということもあり、日本語・英語両方での発表内容を準備しステージに立った仲間たちの凛とした姿や、スタッフとの暖かなやり取り、そのひとつひとつにも「新しい人間観」と「尊厳関係」を見せてもらいました。まさに、いのち輝く現場だったと思います。

まだ大阪・関西万博に足を運ばれていない方も、ぜひ一度訪れてみてください。最先端の技術を体験できるだけでなく、「人間って何?」という本質的な問いに、いろんな角度から出会えるはずです。
そして、「未来は技術だけでつくられるのではない。認識の変化、心の進化も必要だよね。」と、そっと背中を押してくれる場所になるかもしれません。
今回関わってくださったすべての方に、心からの感謝を込めて。そして、これからも一緒に“未来をデザインする旅”を続けていきましょう。
次は2025年5月25日に仲間たちが音楽ステージを行います。次の出会いに今からとてもわくわくしています。
お読みいただきありがとうございました。
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